花粉と目の症状
花粉によるアレルギー症状は、「立て続けにおこるくしゃみ」、「サラサラの鼻水」、
「ガンコな鼻づまり」、「しつこい目のかゆみ」の4つに代表されます。
そもそもアレルギー性鼻炎の一種と位置づけられ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった、
鼻に関する症状はほぼすべての患者にみられますが、さらに、目がかゆい、ごろごろする、
痛みがある、目がかすむ、涙が止まらない、まぶしい、
まぶたが腫れる、目やにが出る、などの目に関する症状も約90%の人に出ているそう。
目の表面は角膜と結膜という粘膜に覆われていますが、粘膜は文字どおり粘りけのある組織で、
花粉などが一度付着するとなかなかはがれません。
そのためアレルギー体質の人ではすぐ下を通っている血管を弛緩させて充血を起こしたり、
結膜の表面にある神経を刺激してかゆみを引き起こしたり、体自身も涙をあふれさせて花粉を押し流そうとするなど、
アレルギー特有の症状が起きやすいのです。
しかし目の症状だけなら、抗アレルギーの点眼薬で十分。
早めに使い始めると、予防にもなります。
鼻の症状もある場合は飲み薬も併用しますが、目の症状だけなら、目薬で十分です。
抗アレルギーの点眼薬を本格飛散の2週間前に使い始めれば、炎症予防になります。
じっさいに花粉が飛び始めてひどい症状が出た場合は、ステロイドの点眼薬を加えてかゆみを抑え、
症状が治まってからふたたび抗アレルギー薬のみに戻すこともあります。
ところで対処療法で使われることの多い抗ヒスタミン薬ですが、
飲み薬だけでなく、目薬を点眼した場合でも、眠くなることがあります。
車の運転をする人などは要注意。
医師に相談し、別の薬を使うようにしましょう。
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